タイの伝統文化
タイの文化はインド起源のバラモン文化を中心にし、それに仏教思想の影響を受けたものが多くあります。彫刻はほとんどが仏像に限られ、建築も仏教寺院建築が主である一方、寺院の壁画にヒンドゥーの起源の説話が挿入されていたり、ヒンドゥー教の神々・生物が装飾として置かれていたりと美術面ではヒンドゥー的要素が顕著に見られます。
隣国として繁栄していたクメール、インド、中国、ジャワの影響を受け、仏教思想が大きく関わってその地域に住む人々の精神と美的感覚が文化を創り、変化をみせながら継承されていく姿はとても魅力的です。
仏教美術、絵画、文学、舞踊、仮面劇、人形芝居、音楽、映画、工芸、宝飾、建築、繊維、衣裳、陶器、食文化、野菜のカービング、ムエタイと様々な分野で継承されるタイの伝統文化は、継承が困難で退廃する日本とは異なり、そのままの姿として文化に触れることができます。